本屋のデザイン書コーナーに立つと、静けさを感じる装丁と、視線を掴んで離さない装丁が同じ棚に並んでいます。どちらも『デザインされたもの』であることに変わりはありません。けれど、そこには明らかに違う考え方が働いています。一方は情報を整えて読み手に届ける工夫、もう一方は感覚を揺さぶって手に取らせる工夫です。同じ『デザイン』という言葉で括られるこの2つの働き方を、この記事では見取り図として整理していきます。 この記事では、デザインという広い領域を『原理』と『スタイル』という2つの見方で整理し、それぞれにどんなテー ...