信号機の赤に、思わず足を止めた経験はないでしょうか。飲食店の看板や、セール品のポップに赤が使われている場面も、日常の中で数多く目にします。色彩心理学では、赤という色が人の身体と感情の両方に働きかけることが知られています。単なる好みの問題ではなく、視覚から入った赤い光の情報が、自律神経や脳の働きに具体的な変化を起こします。なぜ赤を見ると鼓動が速くなったように感じるのか、なぜ赤い服を着ると自信がわいてくるのか。その仕組みを、身体の反応から順にひもといていきます。 体に起こる反応 自律神経と循環器系への作用 赤 ...